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まだ毛布が覆っているお腹を探り始める。お腹に生えたざらざらした感触を楽しむようにお兄ちゃんの手のひらが滑る。
甘く、くすぐったい感じ……。
つうっ……っと私の身体の奥から溢れて、お尻の方へ溢れるのが分かる。お兄ちゃんの手のひらが私の内ももを撫でる。
「じっとりと濡れてる……」
と、お兄ちゃんが囁く。
「お兄ちゃんが悪いんだから……」
お兄ちゃんの手が私の内ももを滑る。その付け根に滑り込む。
ぷちゅっ
お兄ちゃんの指が私を撫でる。
身体に力が入る。
私の中心を指先で確かめられる。
「あっ」
ため息が漏れる。
トプッという音がして、腰が動く。
お兄ちゃんが毛布を剥がした。私の腰を覆った……。
お兄ちゃんが私の身体の隅々を見てる。
「恥ずかしい」
「夏芽、キレイだよ……」
お兄ちゃんが唇を合わせてくれる。
お兄ちゃんの指先が私の真ん中を捉える。それが私を押す。
んん……。
「脚……、開くね?」と、お兄ちゃんの掠れた優しい声……。
私は小さく首を縦に振り、目を閉じた。
膝が曲げられて、左右に開かれる。ツツっと溢れたモノがお尻を滑る。
お兄ちゃんの指が私の窪みを押す。
「んっ……あっ……」
ニュルっという感じの後、お腹にお兄ちゃんの冷たい指を感じた。痛みはなかった。
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