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「女の子は、やがて好きな人と結ばれ、男女となる。しかし、子供を産むと、母親に変化する」
母親になれない男は、永遠に女であり続ける。
「まあ、いいか……」
公安は犯人を捕まえる部署ではない。
「良くありません」
壬生が俺の情報を見ると、警察に相談していた。
「それと、夏目室長、この荷物は何ですか?」
俺宛てにダンボールが届いていて、差出人を見ると、俺であった。公安から転送されてきたもので、到着までに随分と時間がかかってしまったものだ。
「危険物ではないですよね?」
壬生が覗き込んでいる前で、秋鹿が箱の蓋を開けていた。
「危険物ではない」
「ぎゃああああああああああ!!!!」
「ひえええええええええ!!!!!!!」
秋鹿と壬生が、悲鳴を上げて尻もちをついていた。
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