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はじめの一歩
子供の頃から物語が好きでした。
色々読んでましたが、一番影響を受けているのは子供用の古事記でしょうね。
イザナギ、イザナミの夫婦神やその子の中でもヒルコ神、火の神、三貴神のあれやこれやは子供心に神秘、冒険、残酷、艷事、理不尽とドキドキする事満載でした。
けれどその頃は読み専です。
とにかく好きなものを読んで読んで、視力を悪くして怒られました。
小学生の頃は漫画家になりたいと言っていた様な気がします。
しかし自分の服飾センスのダメっぷりに撃沈して『あ、無理』と諦めてしまいました。
でも絵を描くのは好きなので、美術部に入ったり、友達と落書帳を見せあったりと楽しく小学生時代を過ごしました。
落書きしつつも文字が増してきたのは中学です。
出来の良し悪しは置いておいて、書きなぐるようにレポート用紙をつぶしていきました。
原稿用紙じゃお金がかかってしようがなかった、とも言えます。
今も手元にありますが、これは一種の黒歴史的こっ恥ずかしさがあふれる品々ですね。
ネタ帳でもあるのですが、当時のセリフまわしが恥ずかしくて直視できず、必要箇所だけ確認すると早々に閉じて棚に戻します。
無理です。
全力疾走したかのようにゼハゼハ言いたくなる気分で恥ずかしい。
後、五年か十年したら破棄します。
絶対。
当時の日記帳と一緒に燃やします。
もしくは火葬のお供として箱詰めです。
絶対にダメ。
恥ずか死ねる。
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