橋くんは要くんとラブラブしたい

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『ねぇ!早く!もう1回!』 「も、無理です!要さん!」 ジェットコースター3周目、俺は副会長さんだけを連れてジェットコースターに来ている。理由は簡単だ... 絶叫系が得意な人は俺1人だけだった。 生徒会の皆さんはジェットコースターをよく分かっておらず、ジェットコースターの独特なレールを見た後すぐパンフレットを開きお化け屋敷でも行こうという話になっていた。 なんかかわいいなおい!! 俺はジェットコースターが好きだけど、ワガママを言うほど乗りたいわけじゃない。うん、お化け屋敷に行くか…! 「真澄~、僕これ乗りたいです!」 「橋、真澄と呼ぶなと言ってるだろう…??俺らは乗らないが…誰か乗りたい奴いるか?」 ・・・ 『乗ります!!!!』 「やったぁ♥さすが要さんだ~ !」 やっぱり俺はジェットコースターに乗りたかったみたい。まぁ副会長さんも乗るし…良いよな? 「じゃ、俺たちは先にお化け屋敷に行ってくる」 『は、はい。なんかすみません…』 「気にするな、橋のワガママだ。」 やっぱ俺は会長×副会長を推しますから!! そしてそして話は冒頭に戻る。 『ならお昼行きましょ!もう1時ですし、早く合流しなきゃ』 スマホを確認するとまさかのもう1時、だからお腹が空いたのか 「そうだね〜、電話するね」 副会長さんは慣れた手つきでスマホを操作し、スマホを耳にあてた 様になってるのがなんかムカつく... 「はいはーい♪...要さん!皆さんはもうカフェに居るそうですよ」 『じゃあ行こっか...どこのカフェ?』 園内案内図を広げると22ものカフェがあった でもこの広さなのだから普通なのかもしれない... 「ハンバーガーが美味しい店と言っていたような?」 おぉ...ハンバーガーを知っているのか... いやでも会長さん(多分)よぉ、2つあるんだよハンバーガーが美味しい店...
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