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食事を終え、皆で後片付けをした。皆で手分けして片付けたから早く済ませることが出来た。
「2人とも有難うね。今度は夕食までに食卓に来てね。それまでは楽しく過ごしてらっしゃい。」
「うん、ママ。陽翔君、行こうか。」
「うん。」
2人は手を繋ぎ、部屋の方へと歩いていった。
「一翔の奴、まるで嫁をもらった感じになってるな。」
「そうね、貴方。」
一翔、陽翔を幸せにしてやれよ。父さんも母さんも応援してるからな。と、そんなことを思っていた夫婦なのであった。
「陽翔君、今度は何して遊ぶ?」
「う~ん僕、お医者さんごっこして遊びたい。」
「そっか、陽翔君は入退院を繰り返していたもんね。で、どっちが患者役をやるの?」
「僕、そう言うのになれてるから僕がやるよ。」
「なら、僕はお医者さん役だね。どんな感じの設定にする?」
「う~ん、そこは適当でいいんじゃないのかな?」
「陽翔君らしいね。」
「でしょ。じゃ、早速やってみようよ。」
陽翔は患者役になり、一翔はお医者さん役になって楽しく遊びました。
「陽翔君、今日はどうしました?」
「先生、僕、此処が痛いの」
「どれどれ、診てあげるからめくってみて。」
こんな感じであってるのかな?でも、陽翔君楽しそうだからいっか。
「そろそろ、夕方だね。陽翔君、そろそろ食卓に……」
「……すぅ……すぅ……」
「陽翔君?もしかして疲れちゃった?」
いつの間にか陽翔は疲れきって眠ってしまっていた。
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