過去2

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 食事を終え、皆で後片付けをした。皆で手分けして片付けたから早く済ませることが出来た。  「2人とも有難うね。今度は夕食までに食卓に来てね。それまでは楽しく過ごしてらっしゃい。」  「うん、ママ。陽翔君、行こうか。」  「うん。」  2人は手を繋ぎ、部屋の方へと歩いていった。  「一翔の奴、まるで嫁をもらった感じになってるな。」  「そうね、貴方。」  一翔、陽翔を幸せにしてやれよ。父さんも母さんも応援してるからな。と、そんなことを思っていた夫婦なのであった。  「陽翔君、今度は何して遊ぶ?」  「う~ん僕、お医者さんごっこして遊びたい。」  「そっか、陽翔君は入退院を繰り返していたもんね。で、どっちが患者役をやるの?」  「僕、そう言うのになれてるから僕がやるよ。」  「なら、僕はお医者さん役だね。どんな感じの設定にする?」  「う~ん、そこは適当でいいんじゃないのかな?」  「陽翔君らしいね。」  「でしょ。じゃ、早速やってみようよ。」  陽翔は患者役になり、一翔はお医者さん役になって楽しく遊びました。  「陽翔君、今日はどうしました?」  「先生、僕、此処が痛いの」  「どれどれ、診てあげるからめくってみて。」  こんな感じであってるのかな?でも、陽翔君楽しそうだからいっか。  「そろそろ、夕方だね。陽翔君、そろそろ食卓に……」  「……すぅ……すぅ……」  「陽翔君?もしかして疲れちゃった?」  いつの間にか陽翔は疲れきって眠ってしまっていた。
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