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どうしてだろう
君は、道を終えることを選んだの
手を伸ばせば、画像も動画もすぐそばにある
フィルムの中の君はいつも笑顔
どうしてだろうか
痛みを無理矢理閉じ込めて
きっと奥歯にぎゅっと力を入れて
なんてことないフリをした
みんなの笑顔を守るために
傷だらけの心はどんどん擦り減って
最期の炎も消えたんだろう
どれほど強く願っても
明日の君には逢えなくて
いつかの夢も永遠に
叶うことはもう無いんだと
思い知る
何でもいいから
生きてく場所がちがっても
間違いなんかじゃない
どんな姿だって
我儘だって構わない
君のことなら全部
愛せただろう
孤独、痛み、もがき苦しんだ
きっと想像を遥かに超えるほどに
戻れない日々に潜り込んで
深く沈んでいく君を抱きしめたかった
許さなくていい
僕の罪は消えなくていい
君が守りたかったものだけ
この手に残していく
FIN
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