325人が本棚に入れています
本棚に追加
/66ページ
チュンチュン…
小鳥の鳴く声が静かな部屋で響く。
窓から太陽の光が差し込んでとても眩しい
とても清々しい朝だ…そう、こんな状況じゃなければ、、、
「桜夜…?5秒以内に起きないとキスするぞ☆」
「5、、4、、3、、2、「起きてます!起きてますから!!」」
「チッ」
…何故に舌打ち
「…不法侵入者、早く僕の上から降りてくれませんか?」
そう、現在はベッドで気持ちよく寝ていた僕の上に不法侵入者…もとい[露崎奏風]が乗っている。
「酷いなぁ、不法侵入者だなんて桜夜が僕に合鍵を預けてくれたんでしょ?合
鍵はちゃんと正しく利用しないとね☆」
「今は結構後悔してますよ…不法侵入の何処が合鍵の正しい利用法なのかちょ
っと教てくれませんかね?
確かに普段来てもいいよとは言いましたけど、朝っぱらに来て、僕の上に馬
乗りしていいとは言ってないですよね?朝御飯は感謝してますけど…」
「ふふんっ、どういたしまして♪」
「…イラッとしますね」
「そう、褒めるなよぉ♪」
「褒めてないですけど…」
「あっ!そうそう桜夜、王道転校生はきt「来てないですよ」そうかぁ…」
王道転校生とか色々言ってる不法侵n…奏風は、たった二週間と言う短い期間の同室者で、もちろん、皆さんが分かるとおり「腐男子ですっ☆」…
「僕の心の中を読まないでくれると助かるんですけど」
「いやぁ~、桜夜が何処かに向かって俺の自己紹介をしている気がしたから
さ」
…怖っ
はい、皆さんが分かるとおり奏風は[腐男子]ですね。
というかそろそろ本当に降りてほしいんだけど…僕の足が死んでしまう(泣)
しかも心なしか顔が近づいているような…
誰か救世主ヘルプミー
「トントン、桜夜居る?」
「ゆっ、優助けてください!!」
最初のコメントを投稿しよう!