【生き方】依存はしてもいい

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【生き方】依存はしてもいい

「依存してはいけない」 こんな言葉をよく聞く。 私自身もそう思っていた。 この言葉は半分合っていて、半分間違っている。 依存はしてもいい。 『依存するか』 『死ぬか』 の2択であるならば、尚更依存した方がいい。 ただ、依存先が一点に集中すると、何かが起きた時に人生が総崩れとなる。 収入源で考えると理解しやすい。 収入源(=依存先)が1つに限られていると、その収入源が断たれた時に生活できなくなる。 だからこそ、理不尽なパワハラやサービス残業を課せられても従わざるを得ないという状況へと陥る。 もし、収入源(=依存先)が複数あったらどうだろう? 複数の収入源のうちの1つが断たれても、残りの収入源で生活を支え、その間に別の収入源を開拓すればいい。 人間関係も同じだ。 夫や妻。 彼氏や彼女。 母親。 依存先が1人に集中するから、 「嫌われたらどうしよう」 「捨てられたらどうしよう」 ……と、本音や不満を伝えられず、伝えられない本音や不満はストレスとなって蓄積されていく。 ところが友人や、趣味を深めて趣味仲間などを増やし、依存する人を複数人に分散すると、 「嫌われたらどうしよう」 「捨てられたらどうしよう」 という不安が軽減される。 不安が軽減されることで、パートナーや母親にも本音で話せるようになり、結果的に一点集中で依存していた時よりも関係が良好となる。 依存はどんどんするべきだと、私は思う。 ただ、依存先を1つに集中させるのではなく、複数に分散させる。 「今まで仕事ばかりに夢中になっていたのが、気がつけばアイドルを追いかけていた」 でもいいだろう。 「今まで旦那に依存して、旦那のスマホやLINEを覗き見てはイライラしていたが、気がつけばアプリゲームにハマっていた」 でもいいだろう。 『依存するか』 『死ぬか』 の2択であるなら、迷わず依存を選んでいい。 ただ、依存先を1つから2つへ、2つから3つへと増やしていけばいく程、人生は楽になる。 「依存してはいけない」 と、たった1人で頑張る必要はない。 どんどん依存していこう。 依存先を増やしていこう。
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