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【必読】初めに
この本は、私が今まで独学で学んできたこと、調べてきたことを整理する為に執筆します。
【虐待】
【母親】
【発達障害】
【ジェンダー】
【生き方】
【その他】
……の、6つの引き出しにそれぞれ知識や情報を整理していこうと思います。
私はカウンセラーでもなければ、医療従事者でも福祉従事者でもありません。
あくまでも当事者で、当事者が自分自身のことを整理する為に書き記しています。
*
私は20代後半に発達障害と診断され、医療機関や様々な福祉機関にお世話になりました。
その都度、自分の生い立ちについて説明しましたが、
「あなたは虐待を受けていた」
と断言してもらえることはありませんでした。
初めて断言してもらえたのは、30代後半になってからです。
断言してもらえたことで、私は被虐待者や虐待サバイバーについて調べることができ、人生の立て直しや対策を立てることができました。
ただ、疑問でした。
何故ここまで何度も何度も生い立ちを説明して、虐待だと断言してもらえるまで10年近く経過してしまったのか……。
調べた結果、
「自分の受けた行為が虐待だと認識すると強いフラッシュバックに襲われる可能性があるから」
だそうです。
(「患者の人数が多すぎるので、精神科医は被虐待者の患者の過去のケアまで手が回らない」
という理由もあるそうですが……。)
ただ、私は自分が被虐待者だと断定できなかった10年間より、断定できた1年間の方が生きやすいと感じました。
ですので、【虐待】の項目に関しては、
「自分が虐待を受けていたと認めた方が楽に生きられるよ」
というスタンスで執筆していきます。
しかし、認めることでフラッシュバックが起きる可能性もありますし、起きたとしても私はフォローすることができません。
不安に思われる方は、【虐待】の項目を読むのを避けるか、この本を閉じて他の方々の素敵な執筆作品を楽しんでください。
「それでも読む」という方は自己責任でお願いします。
フラッシュバックに襲われても執筆者である私はフォローすることができません。
万が一の場合は、すぐに医療機関に相談してください。
*
では、以降の文章はこちらの【必読】に目を通していただいた上で読み進めているものと判断させていただき、執筆させていただきます。
のんびり、まったり、マイペースに執筆していく予定です。
こんな私ですが、よろしくお願いします。
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