うしろ

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うしろ

「こら!」 「ぜんぶほしいのっ」 「――! どうなっても知らねえからな…っ」  鷹城の腰が一瞬強ばってから、ぶるりと震えた。口内に熱いものが流れ込んでくる。 「んっ! んんー……っ」  真琴はなんとかごくりと飲み下した。 「ハア、ハア…。まじかよ。飲んだのか……?」  真琴は頬を赤らめながらこくりと頷いた。 「お前、すげえな……。普段と酔った時のギャップが……」  真琴は恥ずかしくなったが、しかし全て酒のせいだと思うことにする。それよりも、もっと重大な問題があった。 (うしろ……ほしい……)  就寝前の自慰では、すでに前を刺激するだけでは足りなくなっていた。 (がまんできない……はやく)
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