5月末 小さな嫉妬ともう一人のいたずらっ子

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……oikawasan……oikawasan…… ど、ど、ど…どうしよう……。 なんで、この二人って、顔を合わせるだけでこんな風になっちゃうの!? 私は二人にそれぞれ両手を掴まれ、まさに、“子供のケンカ”状態。 オミオミがここにいるのもわけわかんないし、副社長も人格変わっちゃってるし……。 とにかく…… 「…とにかく…オミオミは明日、学校だし…今日はもう遅いから帰ろう、ね?」 …こうするしかないじゃない。 私は副社長の腕をほどき、オミオミの真正面に立った。 「ダメじゃない、こんな遅くに外出なんて」
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