第3話

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トイレ…否、サタンの部屋へ向かう 途中―――。 「ニャ…ニャ~!!(おっ…お~い!!)」 「おっ?あれは くりりんじゃないか?」 ※くりりん…とは、サラ(の中の俺)がマロンへ勝手に付けたあだ名。 「マロン…サタン様が探してましたよ。今まで何処に居たんですか?」 レインがマロンを抱き上げた。 マロンは ガクガク震えている……。 「マロン……?」 「何か様子が変だ……!!」 マロンの身体に 血が付いている!? 「これは…マロンの血じゃない!! 誰かの血が マロンに付いているんだ!!」 「………!?」 マロンは何かを口にくわえている。 レインがそれを受け取った。 「これは……果物ナイフ!?」 「………!!」 ナイフに血が付いている……!? 「まさかッ……サタンが!?」 「………!?」 「ニャ~……(助けて……)」 「…サタンの部屋へ行こう!!」 「……はい!!」 俺とレインは サタンの部屋へ向かった―――!!
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