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トイレ…否、サタンの部屋へ向かう
途中―――。
「ニャ…ニャ~!!(おっ…お~い!!)」
「おっ?あれは くりりんじゃないか?」
※くりりん…とは、サラ(の中の俺)がマロンへ勝手に付けたあだ名。
「マロン…サタン様が探してましたよ。今まで何処に居たんですか?」
レインがマロンを抱き上げた。
マロンは ガクガク震えている……。
「マロン……?」
「何か様子が変だ……!!」
マロンの身体に 血が付いている!?
「これは…マロンの血じゃない!! 誰かの血が マロンに付いているんだ!!」
「………!?」
マロンは何かを口にくわえている。
レインがそれを受け取った。
「これは……果物ナイフ!?」
「………!!」
ナイフに血が付いている……!?
「まさかッ……サタンが!?」
「………!?」
「ニャ~……(助けて……)」
「…サタンの部屋へ行こう!!」
「……はい!!」
俺とレインは サタンの部屋へ向かった―――!!
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