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伊集院家の力に護られて、実現した結婚。
私は父と共にヴァージンロードを歩き、祭壇の前に佇む瑞生さんの前に向かう。
天窓から降り注ぐ輝く光。
彼の光沢のある水色のタキシード姿が眩い光を放って、瞳に映り込む。
壮絶な美しさと気品のある立ち振る舞い。
彼が私の王子様・・・
一度は別れたけど、瑠生の父親である貴方が愛しく愛しくて堪らなかった。
二人で永遠の愛を誓い、二人の出逢いは必然の出逢いだったと確信した…
(完)
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