第3章 夢の国

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「エマサン、ここって......何十年も前に閉館してたんデスヨネ?」 「そうらしいけどな」 「じゃあ、コレハ何なんデショウ? しかも運営・企画ガ帝国工業ッテ......」 「確かに名前似てるな」 「化学が入って無いだけデショウ。多分......」 「何だか面白くなって来たじゃんか。ちなみに......今あたし達は見えぬ敵から丸見えだ。もしこれで撃って来られたら、逃げようが無いな。ハッ、ハッ、ハッ......」 「もう止めまショウッテ! エマサンがそう言うと、必ずそうなるんダカラ......」 そんなポールの予言は、見事現実へと誘われていく事になるのでした...... プシュン、プシュンッ! 「ウワァッ!」 「やっぱ来たか! よし、ポール走れ!」
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