しげしの道 D.スターダストメモリー

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 11. 超おとなしい「彼女」の願い事の言葉とは?  ところが。  奇跡、トリプル大噴火!  「 彼女」が話をつないでくれたのだ。  「 そうなの、だからわたし、いつ流れ星を見てもいいようにと思ってネ。   自分の願い事を、とても短い言葉にして、用意してたの。   なので、今も、流れ星が消える前に、その言葉を、三度唱えられたのよ 」  …… ナ、何だか知らないけど、スゴ過ぎる。  「 ヘ~エ、そうなんだ。  で、それで、その短い願い事の言葉ってのは、何 ?」  「 ダメ、それは教えられない 」  「 エ~、それはないよ、そこまで言っといて、それはないよ」  なんだか、妙に、盛り上がってしまった。  個体間距離も、いつのまにか、30センチほどに。   「 絶対誰にも言わないから、ぼくは口が堅いんで有名なんだ」 (?!)  「 も~、仕方ないなァ。   だったら、K君にだけ教えてあげる。   絶対、絶対、誰にもナイショよ 」  「 うん、絶対、誰にも言わない、誓うよ 」  「今、 流れ星を見つけた時にね、こう唱えたの 」   ……… ???     「 オトコ! オトコ! オトコ! 」  ( 『 スターダストメモリー 』 終わり )   <作者より>  「スター」をくださるみなさん、ありがとうございます。  とても励みになっており、これからもよろしくお願いいたします。  「作者 しげし」の、他の作品も読んでもらえれば、幸いです。    → https://estar.jp/users/466169625/novels
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