* - * - あとがき * - * -

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* - * - あとがき * - * -

 とっても暗いトーンのお話にも関わらず、最後までお読みいただきありがとうございました。  予想通り、前作から比べると読者数は激減しましたが、だからこそ読んで下さった方への感謝は深いです。  今は特に世の中的にも暗い空気が漂っていますし、こういう話はあんまり好きじゃない方も多いかと思いますが、私にとっては特別なお話になりました。  ちょうど私が書くのをお休みしていた時期、芸能界に悲しいニュースが続いていたこともあり、昔の自分を思い出しました。  こんなことを書くとヤバい人だと思われるかもしれませんが、小学生の頃、私はよく自殺を考えていました。  あえて詳細は書きませんが、趣味のように遺書を書いていたこともあります。自分なりに一生懸命考えて、悲しみを訴える方法はこれしかない!と思っていた記憶がありますが、ある時、こんなことをしても伝わらないし、寧ろ無駄死になると思って止めました。今はもちろん、死にたいとは思っていないし、死ななくてよかったと思っています。  そんな過去の自分の体験も重なり、自分の大切な人がある日突然死んでしまったら……ということをテーマに書いてみようと思いました。  子どもの頃の遺書もそうかもしれませんが、私という人間は何かを書くことで救われていたんだと思います。  才能はなくても、こうして生き甲斐を見つけられたのは幸運でした。自分の書いたものを読んで下さる方がいるのは当たり前ではないし、すごくすごく貴いことです。「私があまのを生かしてるぜ」ぐらいに思っていただいていいと思います。笑  今作はかなり難しいテーマでしたが、自分なりには当初思い描いていた通りに書くことができました。涙のスタンプばかり押させてしまい、コメントも辛いことばかり書かせてしまい、申し訳ありませんでした。でも、私はすっっっっっごくありがたかったです!!!    純愛譚とか言いながら、最後の最後は「ん?」って感じかもしれませんが、それも含めて楽しんでいただけたらと思います。  皆さんが想像して下さったラストが正解です。読んで下さった方の数だけラストがあるのも素敵だと私は思います。(スッキリしない方はごめんなさい💦)  それでは、また次回作でもお目にかかれますように……(。-人-。)  あまの あき *.。.*.。.*.。.*.。.*.。.*.。.  ちなみに……笑  このお話は大して裏話もないので、ここにひとつだけ書かせていただきます。  最後に出てきた担当の編集者である花井さん……名前に見覚えがある方はすごい!!笑  【Drive me crazy】に出てきた霧島樹の元カノである花井千春さんです。(読んでない方にとっては誰やねん!ですが💦)  ご興味のある方はこの機会に是非。笑 ※最終ページにコメントをいただいた方にはお返事いたします!!
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