次の日

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私の言葉にゆーくんが慌てたように前のめりになって言う。 「別れたくなんかないよ!むしろずっと一緒にいて欲しい」 その言葉に普段から涙脆い私は目から涙が溢れてくるのを止められない。あっちを向いたりこっちを向いたりして何とか落ち着こうとする。 「ゆーくん、これって、もしかしてプロポーズなの?」 もしかして私のとんでもなく恥ずかしい勘違いかもしれないから溢れる涙を堪えながら、私はゆーくんに聞く。 そうしたらゆーくんからいつになく真剣な顔で真面目な答えが返ってきた。 「そのつもりだけど問題ある?」 「そ、そっか・・・」 私はまた落ち着かなくなりテーブルの上に置いてある箸やフォークを持ったり置いたりする。 落ち着かなくて立ったり座ったりしそうになるけど、そうすると何だかゆーくんとのこの話を終わらせてしまう事になりそうでそれは出来なかった。 早く返事しなきゃ、とは思う。 プロポーズされたら早く返事を返すのがマナーだと思う。
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