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熟れた果実の皮を撫でるように、灘の手がするりと彩綾の肌をあばく。
両の脇に大きな手を入れる。剣タコの当たっている節くれの多い長い指が彩綾の乳房を掬いあげ、乳暈にふれる。
「んン……んっ」
くぐもった甘い声で彩綾は喘いだ。この可憐な吐息に灘は弱い。のけぞる白い喉も魅力的だが小さいながら屹立し、震えるいただきの可愛らしさが愛おしい。
いつも引っ込んでいるのに恥じらいと期待で内側から痛いくらい尖っている。ベージュピンクの乳暈が甘い桃色に染まり、その頂点は熟れた桜桃色に変わっていく。いつまでも見ていたいし、いつまでもしゃぶっていたいし、舐めたり吸ったりしていたい。だがあまりしつこくすると彩綾に叱られる。
初めて男女の営みをしてから半年を過ぎたが、彩綾はあまり過激なものを好まない。
そもそも足を開くのが嫌いだ。
なので、四つん這いになった彩綾の腰を高く持つことがほとんどだ。
(この間、彩綾が上に乗ってくれた)
灘はその時の揺れる胸の膨らみに異様な興奮を覚えた。
後ろから楔を穿つ時も彩綾の胸に触れていたが、角度を変えれば胸の形は変化する。灘は彩綾の乳房がたまらなく好きだ。
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