“しゅうそく”していく物語

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すかさずパルチザンを引き戻し、カードを改めて挿入する。 障害を飛び越え、パルチザンからワンドへと切り替える。 白い金属製で、先端に水晶が付属している。 それをインカネーションへ差し向け―――― 「凍結」 水晶が青く光ったかと思うと、極細の光が一直線に向かって行ってインカネーションの脚部に当たる。 「何だ、これは?」 戸惑いの声がインカネーションから発せられた。 まるで足が凍ったかのように動かなかったからだ。
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