うちにゴミがいます。僕です。

思ったよりも早く、僕はいらない子供になってしまった。そして痩せた不審人物と出会う。

クナリ

13分 (7,612文字)
穏やかに見えても褒められたことじゃない、全員の何一つ。

20 189

あらすじ

小学6年生の僕は、両親の両方から必要のない存在となり、どうしたものかと思案に暮れる。 そんな時、駅のホームから飛び降りようとしている、痩せた男と出会った。 彼もまた自分をゴミだといい、少年を自分の部屋

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目次 1エピソード

感想・レビュー 1

あなたに必要な作用がある

自分はゴミ。不必要。大切な人にとって、この世界にとって。そんなふうに思う時間が、もしかしたら誰にでもあるのかもしれない。 重苦しい場面が続くかと思いきや、予想外にコミカルで、ちょっとハラハラして、だ
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