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番外編2:2022年創作まとめ
大変ご無沙汰しております。
1月から書いてなかったんですってこのひとりごと。
表示も「休載中」になって久しいですが、年末になり、今年もこのシーズンがやってまいりました。
創作TALK様のTwitter上企画に乗っかって、今年の創作を振り返る時です。
今年は完全新作が非常に少なめで、長編投稿は諦めて遂に一作も投稿しませんでした(一本途中で折れた)し、エブリスタさんの妄想コンテストも休みがちになってしまいました。
2月に新しい仕事に就いて、時短で日数シフト制の上にほぼほぼ在宅勤務という、これ以上無い気楽な働き方をさせていただいているのですが、仕事が入っている期間は、殆ど創作に手をつける余裕が無くなっています。
これー……FF14で遊びすぎって説が強いのですが、確実に歳を取って、時間配分が下手くそになっているのも感じますね。
そんなこんなになりながらも、今年の物理本は、『エイルの使徒と獅子王の誓い』、短編集『マルの実パイをあなたと』、そして、十年近い下準備を経て遂に本になった『アルファズル戦記』1、2巻と、結構分厚めの本をいくつか出しました。
『アルファズル戦記』2巻は、初めて文庫で300ページ超えをしそうでした。鈍器! それだけ書きたいものを突っ込んだ証拠ですね。後の巻でここまで爆発する事は、もう無いと思います。
kitさんによる、アルファズル2巻表紙兼Web版二期の宣材はこちら。めっちゃ美しい赤が映えています。
この右と左に、物理本を入手した方しか知らない続きがあります。kitさんへの発注の際に、「これこれこうしてください」とお願いして、実に見事に表現していただいた表紙です。
本当に、kitさんには感謝の念が絶えません。本編はまだあと4巻続きますし、補完大好きくりまんじゅうはきっと番外編を出すと思うので、今後ともよろしくお願いいたします。
『マルの実パイをあなたと』はゆずきちさん、『エイルの使徒と獅子王の誓い』は芋餅むし子さんに表紙を描いていただきました。
いずれも依頼時にぼんやりしたイメージをソイッしたのに、素敵な仕上がりのイラストをいただけて、本当にありがたい限りです。
友人の皆様のおかげで、私の物理本は、眺めて(私が)楽しい出来上がりになっております。誠にありがとうございます。
……あ。
何で平日に創作できないか、もう一つの理由も思い出しました。
絵を、自分でも描いていました。
去年iPadを手に入れて、クリスタも導入したのに、ろくに向き合いもしなかった1年を経ましたが、周りの仲間達がどんどん絵が上達してゆくのを見て、
「私も思い通りに絵が描けるようになりたい!」
と、やっと重い腰を上げました。
「バランスが取れないなら文明の利器に頼ればいいのよ!」とばかりに、ポーズ人形との対話を開始し、なんとかキャンバスを伸ばさずに全身像を描く事ができました。
朝のデッサンの時間に、モデルの頭をでかく描きすぎ、「全身を入れなさい!」と後から教師に言われ、超短足の絵をクロッキー帳に描いてベコベコに凹んでいた小学生の私の両肩を掴んで、
「描けるから! 諦めるな!!」
と、ガクガクしたいです。
Twitterにアップして一番反応があった(といえど20以下ですが)絵はこれ。
『アルテアの魔女』のメイン5人です。
全身像ではないですが、半年前の私だったら、一枚の絵に5人描こうなんて思いもしませんでしたし、きっと途中で挫折していました。
来年も研鑽を積んでゆきたいです。
というところで、創作TALKさんのオプションテーマ、『オンライン、オフライン』なのですが。
私はそもそも一次創作文芸の公開は、Webで始めた人間なので、コロナ禍でオフラインイベントに出る機会がガクッと減った一昨年からこっちは、元に戻っただけ、とも言えるかもしれません。
とはいえ、折角Twitterをやっているのに情報を取り落としすぎて、Web企画、オンラインイベント、アンソロジー、委託イベント等を、悉く逃しています。
変化が嫌い、知らないところに飛び込んでゆくのが苦手、という性格を差し引いても、かなり損をしているなと思うので、来年はもっとアンテナを伸ばしたいです。
そんなものぐさまんじゅうにも、ありがたくもお声をかけていただいた案件があります、ありがとうございました。
「書ける」と思ったご依頼には、前向きに取り組んでゆきますので、何かの拍子に「あのたつみ暁って奴ならやってくれるか?」と思った事がありましたら、お声がけくださると幸いです。
オフラインイベントは、コミティアと文学フリマに少し出ていたのですが、9月のティアが、半年以上会っていないとはいえ、身内にコロナ感染者が出てしまったので、自粛しました。その節は隣接の青波零也さんにご迷惑をおかけして、大変申し訳ございませんでした。
オフラインイベントも少しずつ、元通りとはいかずとも形を取り戻しつつあるので、元気な内は、物理本を売りに出たいです。リアルイベントでしか吸えない空気というものが、やっぱりありますので。
そんなこんなでだらだら語ってしまいましたが、来年は、ライフワークである『アルファズル戦記』を書き進めながら、他の作品もちょいちょい書いてゆきたいですし、イベントにも色々参加したいです。
あとどれだけ創作人生を生きられるのか、と不安になるのが、日々の悩みになりつつある歳ですが、まあー……公募の一次選考を通る80歳の方がいらっしゃる世ですので、元気とアイデアと資金が0にならない内は、自分の好きなものを好きと叫ぶ創作をしてゆきたいです。
2023年も、何卒よろしくお願いいたします。
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