第九章 イスラムの敵イーリヤ

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 アメリカとロシアが協力をしたら世界中の殆どの場所で影響力を発揮できる。イスラム教の強い国を避けておけば恐らくはもう悩まされることはないだろう。 「行くのかね」 「はい。自分にはまだすべきことがありますので」  立ち上がると敬礼する。島龍之介、ルンオスキエ・イーリヤ。この名前がついに原理主義者たちの監視下におかれてしまい、今回の活躍でブラックリストの五位に躍進する。トップは言わずと知れたアメリカ大統領が固定だが、いよいよ有名人になってしまった。  ――俺はこの道を選んだ。自らの意志を貫き通すまでだ! レジオネール戦記・遺産編 終了
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