花鳥諷詠 アメツチの姫君 登場人物

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朱櫻 真菜(しゅおう まな) 主人公。高校生。毎晩炎に焼かれる悪夢を見るようになってから怪奇現象にさいなまれている。 周囲から孤立しているが、現実を冷静に見つめる強さを持っており、探究心が旺盛。父が陶芸家の為、幼い頃から伝統や古のものを重んじている。サツマイモが好き。 群青 龍士(ぐんじょう りゅうじ) 「ひとりで行動しないように。そばから離れるな」 高校生。真菜の一学年上の幼馴染。剣道部主将。 堅物で冗談を言わない性格。親衛隊がいるほど女子に人気があるものの本人は自覚していない。孤立する真菜を気遣い、常にそばに寄り添う。 結構天然で本人も気づかない内に女子がどきっとする発言をしてしまっている。 水野 晶(みずの あきら) 「ボクも味方だからね。いつも心は君と共にある」 真菜の通学路沿いにある花屋の店員。 常に微笑みを湛え、中性的な容姿で女性客から絶大な人気を誇る。孤立する真菜を気に掛けている。非常に穏やかな性格で声を荒げることすらない。博愛主義者で虫も殺さないの字の如く。害虫や雑草も大切に扱う。 黒﨑 北斗(くろさき ほくと) 「暑苦しいのは苦手だ・・・・・・お前の体温は心地いい」 高校生。真菜のクラスメートで隣の席。 無口でいつも寝ていて蛇皮を縫い付けた濡れ羽色の学ランを着ている。この出で立ちの為校内では浮いた存在だが、唯一真菜と会話するクラスメート。意外とマメで特技は家事全般。 胡渡 南海(こわたり みなみ) 「非科学的な事は信じなくてもいいんですよ~~~、でも人の心は奇跡といっても過言ではないでしょうね~~~」 社会科担当教諭。歴史のロマンと風水をこよなく愛する。他の教師陣が真菜を疎む中で唯一変わらずに彼女と接している。非科学的な事は一切信じない主義。好きなものは甘いものとパンダ。あだ名はにこにこメガネとみなみちゃん。 西名 秋仁(にしな あきひと) 「せんぱいすんげぇいい匂いするー!ずっとはなさねぇからっ」 高校生。真菜の後輩。琥太郎の双子の兄。 表情豊かな明るい性格で悪戯好き。自分と琥太郎を即座に見分ける真菜を慕っている。 泳ぎが特技水泳部のエース。好物は唐揚げで大食い記録を連覇している。ピーマンが大嫌い。 西名 虎太郎(にしな こたろう) 「あんまり子供扱いしないでくださいね。俺も男なんですから」 高校生。秋仁の双子の弟。 ドライでツンデレな性格。秋仁の行動に呆れているが逆らえず不本意ながら共犯にさせられている。走るのが速く、陸上部のエース。地獄耳で様々な情報を持っている。目上の人間を敬うのである意味秋仁より要領がいい。
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