COVID-19

1/1
2人が本棚に入れています
本棚に追加
/6ページ

COVID-19

 2035年この年はCOVID-21の新種ウイルスが世界中で感染拡大しており、2020年のCOVID-19に引き続き、またもや人類最大の危機に晒されていた。 勿論どの国においてもワクチン接種を試みるがCOVID-19用に開発されたそれでは、接種人口の約20%程度の人しか免疫効果が得られなくなっていた。 専門家の話によると、人類が新たな免疫力を保有するようにウイルス達も日々変異を継続することで彼ら自身の絶滅を防いでいるようだ。だからその変異は絶えず人間の免疫力を上回ることが前提だ、そこに人類にとっては厄介な因果関係が存在していると言う訳だ。 勿論、人間だって・・と言うか地球上に生存する生物は、新陳代謝の継続が有るからこそ生き続けられる訳で、その大切な新陳代謝はウイルスの存在なしでは考えられないとも言われている。 つまり、私が善玉と表現するウイルスとなら生物の生命維持にはとっては大切な存在であり皮肉にも互いが共存しあっていると言う訳だ。 だが人間社会と同じで、多くの種類の中には生物にとってどうしようもない悪玉も存在するようである。
/6ページ

最初のコメントを投稿しよう!