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「彼の手癖が悪いのも知っていた。でもね、彼はそれを止めて私と一緒になろうって言ってくれたのよ！」
私は真紀の方を見た。真紀の言葉に驚いたからだ。もしかして真紀もみなみと同じことを言われたのかもしれない。そしてその言葉を信じた。真紀はその後、結婚までこぎ着けて、みなみはそこまでできなかった。そういうことなのか。
しかしもっと驚くべき事は、真紀の手に、ニュー南部が握られていたことだ。そしてその銃口の先はみなみに向けられていた。
（続く）
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