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ジュリエッタはバレリーナ。
白いチュチュがとっても似合う可愛い女の子で、私の大切なお友達。
音楽に合わせてくるくる回る。
私もそれを真似して回ってみる。
だけど、ジュリエッタみたいに長くは踊れなくて。
それがとっても悔しくてたくさんたくさん練習したの。
そのおかげで少しずつ上達したわ。
いつかジュリエッタみたいに踊ることが私の夢だった。
でも、私が大人になるにつれてジュリエッタは回らなくなっていった。
どれだけネジを巻いても音楽は流れないし、白いチュチュもどんどん汚れていった。
それがとても悲しいかった。
だけど、彼女がいなければきっと辛い練習に耐えられなかったし、今の私はいなかったと思う。
小さなオルゴールの中で踊る手のひらサイズのプリマ。
動かなくなった今でも変わらず大切な友達。
あなたと同じ白い衣装で、私は今日も舞台でくるくる回る。
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