【新しい秘書(月)】

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【新しい秘書(月)】

さて、また秘書が辞めてしまったから わが社のオフィスに向かって 仕事をしてる、社員達をみて回る… 社員① 「わあ…き、きた…女王様だ…💦」 社員② 「こ、こええ…選ばれませんように…💦」 みんな良い子に仕事してる。 あたし 風神 綺羅々(かざかみきらら) 「ん…あの子…」 あたしが来ても、動じずに カタカタとキーボードをうつ、若い社員がいて あたしはそちらに歩みより 彼のパソコンの横に手を置いて 胸を彼に近づけつつ、その顔を覗き込む。 彼の胸の社員証には 間宮 桐斗(まみやきりと)と書いてある… 社員 間宮 桐斗(まみやきりと) 「なにか…?」 ンフフフ、いいわね… この鋭い目つき! 心の中を貫くような鋭い眼光! 気に入ったわ♪ あたし 風神 綺羅々(かざかみきらら) 「あんた、今日から あたしの秘書になりなさい! もう、お分かりだと思うけど あんたに拒否権はないから。」 あたしは座ってる彼を無理矢理立たせた。 社員 間宮 桐斗(まみやきりと) 「ふう、みんな…ごめん… 僕の仕事は任せたよ。 誰が引っこ抜かれても良いように それぞれの仕事の引き継ぎは済んでるから 僕がいなくても…もう、大丈夫だろ?」 社員達は頷いてる。 あたし 風神 綺羅々(かざかみきらら) 「良い子ね、じゃ…こっちに来て はいこれ…あたしのスケジュール手帳!」 あたしは彼に手帳を持たせて さっさとオフィスをあとにした! 社長室について机の前で振り向き 彼に視線を向ける。 あたし 風神 綺羅々(かざかみきらら) 「まず、最初に… 勤務開始時と勤務終了の時の あたしに対してやってほしいこと 読み上げてごらんなさい!」 あたしはニヤッと笑う。 5a08c3fa-aa01-450a-89bf-662cce7a7a2e
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