修学旅行

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修学旅行

 もうすぐ当日になろうかという二十三時半、筑摩環奈(ちくまかんな)は眠れずにいた。  ベッドに体を埋めては、眠れずに起き上がり、スポバを確認する事数回。  明日からの、三泊四日の修学旅行が楽しみで仕方ないのだ。六時半に学校に集合だというのに、寝ようとすればするほど目が冴える。  修学旅行中に、同じ班の(たける)君といい感じになったら‥‥‥という妄想が、彼女を眠らせてくれない。
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