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大好きなあなた
「今どこにいますか？ なにしていますか？ 元気にやってますか？」
今日もひとり、部屋の中からあなたに問いかける。
姿が見えなくなってどのくらい経ったのだろう。私は愛しいあなたの面影を胸に、一日一日をただ無気力に過ごしている。
既読のつかないメッセージが私からの送信で埋まっていく。会えない日々がどんどん思いを膨らませる。それはまるで私の中にじわじわと侵食していく淀みのよう。
壁一面の愛しいあなたを今日も見つめる。
今にも破裂しそうなこの思いはあなたに届いているだろうか。
今度会うことができたらもう一度この気持ちを伝えるから──
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