0.プロローグ

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0.プロローグ

今日が、最後と決めていた。 別れを告げなくてはいけない。 私と彼は決して、結ばれてはいけなかった。 神が、それを許さないと、私は知ってしまった。 「やめて……!」 「だめだ、俺から離れるなんて、許さない」 彼はいつものように私の足を開き、彼の分身を入れる。 「あっ……!」 「好きだ、羽奏……!」 「んっ……!!」 彼に与えられる絶頂をこらえながら、私は時を待つしかなかった。 彼が唯一油断をする時間を。 全てを私の中に吐き出した、その後を……。
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