君と桜と青い空

3/18
57人が本棚に入れています
本棚に追加
/18ページ
暮らしていたのは 川沿いの小さなアパート。 窓から桜並木を観ていた君。 一緒に観る家族も 友達も…恋人も…       いなかった。 僕がつい、気になるのか…     君が僕を、気にしてるのか…  「この頃よく、会うね」 君は朝夕声をかけてきた。 だから僕は…らしくないって 仲間に笑われてたけど  「にゃああん、にゃああん」 いい声を君に送ったんだ、  「 おはよう 」  「 おかえり 」 って、さ。
/18ページ

最初のコメントを投稿しよう!