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数秒の間、静寂が部屋を通り過ぎてゆく。
その静けさを破ったのは、従鳥。
『何をおっしゃいますかっ!?全く、ここ最近のご主人の発言はやや耳を疑うばかりでした。私、貴方様を信じて目をつむっておりましたのに。……まさか、まさかのおっしゃりよう』
…この様な能天気で間抜けで単純で頭でっかちでどうしようも無い記者もどきと、手を組む?何とまあ…世の末です。
「ちょっとちょっと!聞いていれば言いたい放題っ!私はれっきとした記者です!カラスごときになめられるお圭じゃないわっ!!」
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