一瞬で終わる

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 それはまるで電撃が走ったかのような衝撃だった。  彼女が目の前を通り過ぎた時だ。全身に電流でも走ったのではないか。これはもしかしたら、恋というものではないのかと考えた。そうだとしたら、彼女を追いかけないと。名前も知らないし。  数分後、それが間違いだったことに気がついた。 「サンダー!」  彼女は目の前の敵に強烈な電撃を浴びせていた。
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