第0話  【BLACK EDGE 其の0 炎の記憶】

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 第0話  【BLACK EDGE 其の0 炎の記憶】

 BLACK EDGE  著者:pirafu doria  作画:pirafu doria  第0話  【BLACK EDGE 其の0 炎の記憶】  ──悲鳴が聞こえる──  ──助けを呼ぶ声が──  俺はただ、ただひたすらに駆ける。  重たい扉を開くと、そこは一面炎の海。 「お、おい……どういうことだよ…………」  部屋には中心には、黒焦げになった肉の塊が、積み上げられている。 「何が……あったんだよぉぉぉぉぉっ!!」  ✳︎✳︎✳︎✳︎✳︎ ✳︎✳︎✳︎✳︎✳  世界は残酷か……。世界は絶望か……。  俺の運命は決まった。  あれから俺は長い旅に出た。目的はあの事件の真相を知ること。  そしてあと時から行方不明になった兄弟を探すというもの。あの二人が死ぬはずがない。  俺はそう信じて、この先の見えない旅に出たのであった。  ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  俺がギルドに入ると、ギルドにいる冒険者たちが俺の方に目線を向ける。  俺は肩に乗せていた男どもをギルドのカウンターに投げ飛ばす。  すると、ギルドの店員は俺の方へと向かってくる。  俺は投げ飛ばした男たちの前に、似顔絵の描かれた紙を投げた。  それはゆっくりと落ちて、倒れている男たちの上に落ちる。 「手配書の奴らだ。あとは任せた。金はあとで良い……」  店員は俺の倒した男と投げた紙を確認する。それは手配書であり、この辺で盗賊として旅人を襲っていた者たちだ。 「は、はい!!」  店員は男たちを確認すると、男たちを拘束する。俺はギルドを出て、街に出た。  続く
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