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どさくさに紛れて、桐谷の身体に両腕をまわして抱き締める。 触れた唇を離したくなくて、柔かなその唇をこじ開けたら、 もっとやわらかなものが奥に潜んでいて、俺はその感触に夢中になった。 互いにぎこちないながらも、不器用に舌を絡ませる。 密着した身体も、唇も、全部気持ちいい。 そして、飽きもせずずっとそうしていると、……当然、外は真っ暗。 時間がいくらあっても足りない
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