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エピローグ
あの女はあげまんになったらしい
今日、偶然そのことを知る
私から夫を奪ったあの憎い若いだけの女
私よりも貴方の方が彼に相応しいと別れた今でも言いたいの？
わかっている
私が用なしだということは
でもね私から彼を奪っただけでいいじゃない
私は二人の不幸を望んでいたのに
私を彼から排除しただけでなく幸せになるなんて
絶対、許せない
でも、そう思っているだけで何もできない無力な私
枕に顔を埋めて泣くしかできない
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