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「ねえ海堂、いい事教えてあげる」
結はベッドを降りてベッドの脇の本棚を動かした
ドアが現れた
私の部屋のやはり、本棚のあたりだろうか
「このドア、海堂の部屋と繋がってるんだよ」
「知ってた?」
「さっきのベランダでの事忘れないでね、
ずっと僕のそばいてね」
「はい、結様は私がお側でお守りいたします」
あの日から私は彼の部屋を行き来するようになった
日を追う事に私は自分の気持ちが抑えきれなくなってきているのを感じていた
ある日
「海堂お願い、朝まで僕の側にいて」
「結様…」
「海堂、様は要らない2人だけの時は
名前で呼んで」
「海堂、キスしていい?」
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