雨はやんだのに
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「雨がやんだら結婚しよう」 貴方はそう言って、嵐に飛びこんでいった。 畑や学校を、激しい雨が襲う。屋根を打つ雨音を聞きながら、私は地下で震えていた。 「ただいま」 幾つも勲章をつけた腕に、強く抱きしめられたけれど。 胸に雨音がこだまする。 貴方の繊細なやさしさに、雨は染み込んでしまったのね。
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