神が嘲笑う彼の釣られる未来

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神が嘲笑う彼の釣られる未来

神が悪夢となり俺に囁く。 『貴様は常識を逸脱し、我々の理解の範疇を疾うに越えた存在だ。最早、救いようがない』と。 そこに俺は透かさず反論する。何故? 俺はまだまだ正常だと。 すると、神はそんな俺を嘲り笑いながら『貴様は愛他に奉じる運命ではなく、自愛に耽溺する運命也』と、たった一言。そう言った。 神よ。嗚呼、神よ。何故、俺の道標(星司)を否定するか。 構わん。それならば寄ってらっしゃい見てらっしゃい! 貴様が見放した運命、多くの人間を巻き込んだ上で覆してやりませう。 俺は神をも越えて、一番星になるんだ。否。 星司になりたい……否。否、否否否ッ!! 朱氏星司に俺はなる。なりてぇんだあぁあぁッ!!
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