791人が本棚に入れています
本棚に追加
/32ページ
「·····俺のため、ですか」
「そうそう!だってさーユリチャンだって面倒事は避けたいデショ?」
放送委員長さんが言うには、ランキング発表がされ親衛隊ができた今、どうやったって何かしら起きる。
この学園で、そういう対象になるって言うことは理解しなければ問答無用で狼の腹の中だ。
自己防衛はしといて損はないし、安全なところにいた方がいい、そのために委員会やら部活動を使えと……
で?その中で放送委員会を推してくるのはどういったわけなんだ……?
「放送委員会はねぇ、他とはちょっと違うんだヨ。完全推薦入会になるしぃ、ここは他とは一線を引いてる場所なの」
風紀委員会はその仕事内容からも窺えるように武闘派揃いの集団、放送委員会を除いた他委員会は普通の仕事内容だそうで、そこまで特別なものではないそう。
いや、委員会に特別さを求めるのはちょっとよくわからないが…
まぁ、この学校だし……?いいのか??
「学校の平穏を守る役割が、風紀が表だとしたらウチは裏ってとこだネ。んフフ、学園内に取り付けられてる監視カメラのチェックとかぁ、あとは生徒間の情報?ほらほら〜やっぱ悪いコトしたらオシオキが必要でショ〜?」
なるほど、放送委員会という名の監視部?みたいな存在のおかげで下手なことできないってこと、かな。その委員会に入っていれば、相当な馬鹿でない限り危害は加えられない、はずだと。
情報が脅しになる場合は、確かに放送委員会の存在はでかい。
「・・・でもいいんですか?俺、そんなに戦力なるようなものないですけど」
「いいのいいの~、こっちが誘ってんだしね」
パチンとウインクをかます委員長さんは、手元のキーボードを爆速でたたいている。すごいな…
━━━━━━━━━━━━━━
ダラダラ書きすぎて進まないので、頑張ってパッパっと進められるようにします……!一気に新歓終わらします😇👍
これからはもっとスラスラ進む、はず!毎話ずつ成長していることを願います、うぅ……
━━━━━━━━━━━━━━━
最初のコメントを投稿しよう!