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「!」
「!」
「!」
陸攻達がハッとした次の瞬間には、既に勝敗が決まっていた。
シャルロッテの構えたワンドが禍々しい光を放った刹那、陸攻の胸をアキヒロの大剣が深々と貫いていたのだ。
「きゃは、なぁんちゃって♪
目の前で好きなオトコがマミっちゃった御感想は?
ねぇ、今どんな気持ち?
ねぇねぇ、今どんな気持ち?」
「………」
「………」
「おや?
もう殺っちゃったのかい?
やれやれ、アキヒロもシャルロッテも、丸腰の相手をチートシステム搭載武器で始末するなんて容赦がないなあ…
でも、勝ちは勝ちだ。
それに、実験体の代わりなんていつでも手に入る。
そうそう、君たち牝の実験体の仕事は決まり次第知らせてあげようじゃないか。
だからもう帰っていいよ。
勿論そこで突っ立ったままマミってる、キモくてウザくて暑苦しくてクズブタのあだ名が宇宙で1番よく似合う生意気な実験体を持って、ね?」
衝撃の余り絶句したまま立ち尽くす一重とラミアスに、クーベイン=インクベルダール侯爵がそう言って笑った。
燃えろ!異世界世直し奮戦記(完結編)につづく。
スペシャルサンクス。
二瀬幸三郎様。
白國つばめ様。
RPG企画スーパーアドバイザーズ様。
じゅんに、じゅんににふぇーでーびるm(_ _)m
青大将。
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