3XXX年

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3XXX年

「いや、困った」  1000年ほど経つと、世界の国々は人間が簡単には死なないため、地球も宇宙も住む場所がなくなって困り始めた。   困り果てたところにとある科学者がやってきて、とある発明を公開した。  やがて、世界中で未知のウイルスが流行した。  このウイルスは人間の体には何ともないのに、機械化された部分が機能しなくなり、やがて動かなくなるもので、感染した機械を持つ人間が他の人間と接触すると、感染するという特徴を持っていた。  瞬く間にこのウイルスは世界中に蔓延し、人間は次々に命を落とし始めた。  世界はこのウイルスへの有効な対応策を開発することが出来ず、結果的に全世界で機械化自体を禁止せざるを得なくなった。 「素晴らしい、これは偉大な発明だ!」  そして科学者は世界の国々から称賛されることになった。
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