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「時期を見て話すつもりだったのに…酷いぞ。香音」
「ゴメンなさい…」
私は永遠さんに謝った。
「…まさか…愛の元に向かうとはな…」
「・・・」
「・・・俺の家族への挨拶は終わったし。今度は香音の家族への挨拶だな」
「改めて挨拶行かなくていいんですか?」
「いいよ…二人の関心は愛と赤ちゃんの方にいってるし…」
「・・・赤ちゃん無事が無事に誕生する事祈るしかないですね…」
「そうだな…俺達には祈るしか出来ないからな…」
永遠さんはいつの間にかキムチご飯を完食していた。
「お腹がいっぱいになったし…何だか眠くなってきたな」
永遠さんは大きな口を開けて欠伸した。
「もしかして…泊まるつもりですか?」
「何、俺がキムチだけを食べに、香音の部屋に上がったと思ってるのか?俺がキムチよりも食べたいのは香音だ…」
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