「素直」槇原敬之

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「素直」槇原敬之

恋愛ソングの教祖マッキーの曲です!笑 オレが若かりし頃、 何でこの人はこんな詩を書けるのか、 何でこんなに響くのか、 不思議でした。 後々理由はわかりましたが!笑 男特有の女々しさや、 理想の恋愛像が、 表現されてるから、 受け入れられるんだなって。 勝手な想像ですが、 リアルな恋愛経験からの詞ではないような気がする… どちらかと言えば、 「この人とこんな恋がしたかった」 「こんな別れ方がしたかった」 を、綺麗に表現してるんじゃないかと。 ある意味リアルな部分が「薄い」からこそ、 男女限らず共感されるんじゃないかと。 もちろん似たようなシチュエーションは、 経験があったはずだと思うんですが、 それを敢えて逆に表現する、 例えば、 幸せなストーリーを、 悲しい展開にする。 暗い最後を、 明るく仕上げる。 わかりずらいかな… この歌は、 「話を切り出す順番〜譲ってくれたから」 に始まり、 「言葉に〜ならなくてもいいから」 で終わります。 一見、 付き合う中で相手の事を少しずつ知って、 お互いの愛がより深まるような経過を表したように映りますが、 実は悲しい曲だと俺は思う。 相手の性格を知っていながら、 自分ばかりが盛り上がってしまった。 自己表現があまり得意じゃなかった相手に、 表現させてあげる機会を作らなかった。 それが2人の間の温度差や疑心暗鬼になって、 別れた。 好きと言葉にして欲しいタイプと、 表情や普段の様子で好きを表すタイプが、 結局相入れることはなく、 歌詞の裏側には、 そんな2人のすれ違いの結果を、 敢えて前向きに振り返っている歌じゃないでしょうか。 作り手には申し訳ないですが、 こんな勝手な歌詞の個人的見解や、 単純な感想、 歌いやすい曲、 などなど、 ただ述べるだけです。 お付き合い頂けたら嬉しいです。
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