第3章ー7years laterー

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スクランブルに降りるだって?いったい・・・ 「エド、僕も一緒に行くよ。」 通信が切れる間際、エドガーと誰かが話している声が聞こえた。その声にもモーガンは聞き覚えがあった。 あれは・・・グレッグ・・・? モーガンは呆然と其処に立っていた。 本当にエドなのか?これはいったいどういうことだ? とりあえずスクランブルに向おう。 モーガンはそう考え、レオナルドとミハエルに向いた。 「レオ、ミハエル、一緒に来てくれるか?」 2人が頷く。 「スティーブ、此処はお願いするよ。」 スティーブがハイと返事したのを後ろに聞きながら、3人は慌ててスクランブルに向かった。 スクランブルに今は人間は居なかった。 この時間、みんなは仕事をしている。エドたちは此処にどうやって・・・ そう考えた瞬間、空中にキラキラとした光が輝いた。 何? 凝視する3人の前に、次の瞬間には人間が2人立っていた。 これは・・・何だ? 「艦長。」 エドガーがモーガンに走り寄った。思わず敬礼する。 「エド・・・本当に君なのか?これはいったいどういうことなんだ?」 エドガーに敬礼を返しながら、モーガンは呟くように聞いた。エドガーは、本当に嬉しげに笑って答えた。 「あれから色々とあったんです。ゆっくり説明しますね。」 「大統領、此処ではなんですから、執務室の方にお連れしてはいかがでしょう?」 レオナルドに言われ、小さく頷いた。 「そうだな。エド、グレッグ、さあ、此方へ。私の執務室に行こう。そこでゆっくりと話してくれ。」 「モーガンさん、大統領になったんですか?」 グレッグが聞いてくる。モーガンは仄かに笑って頷いた。
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