prologue

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 命が惜しいから———?  まだ死にたくないから———?  違う。  死んで欲しくないから触らない。  好きで…一度も触れた事はなかったけど狂おしい程に愛してる。  例え一生触れられなくてもあの人が生きてさえいればいい。  そう思っていた。あの時までは———。
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