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眩い閃光が辺りに広がった。
「うわぁ!」
「どうした!チェリー!」
「やっちゃった!もろに当たっちゃった!スピードが落ちる」
「大丈夫?立て直せる?」
「大丈夫だけど、時間がかかるかもしれない、すみません先に帰還してください」
「馬鹿野郎!新人を置いて帰れるか」
「ば、馬鹿野郎ってパワハラとセクハラですよ!」
「どうして?馬鹿野郎で合ってるわ」
「ホワイさんまで」
「たしかに、あらかた片付いたとはいえ、まだ何個か残ってるからヤバイよ」
「じゃあ、ブルーとホワイはチェリーを守りながら展開!あとは俺が始末する」
「え?そんな!悪いです」
「どうして?問題ないわよ」
「先に帰って何かあったほうがヤバイですよ」
「そうそう」
「だって、私にスピードを合わせるとみなさんも……見えちゃいます」
「見せてやろうぜ」
「どうして隊長は見せたがるのかしらね」
「性格がヤバイよね」
「はは、言ってろ」
喋ってる間にもグレイは何個かのソレを粉砕していった。
ソレは流星にもなれないくらいの細かい粒になって消えていった。
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