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【うた】
僕は、うたが好きだ。
歌、詩、唄、詠……。
この世には様々な『うた』で溢れ煌めいている。
その煌めく……輝かしい、この世が大好きだ。
ほら君も、漸く『うた』いだした。
ずっと君の『うた』を待っていたんだよ?僕は……。
嗚呼……。
君の奏でる『うた』の響きよ。
この僕の荒んだ心に染み込み、僕は再び蘇るんだ。
そして君に促される様に僕も『うた』を奏でだそうとしているよ?
嗚呼……君よ。
僕を君のその『うた』で酔わせておくれ。
そしたら僕は『うた』う事が出来るのだから。
そんな君を僕はずっと待っていた。
この感情は、何処か……。
恋心に似ていて少し照れるけどね?
(2022年11月24日)
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