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【本作からの登場人物たち】
・三上 勇人
職業:㈱ 嵯峨野書房 京都本店(=本社)統括部長。物語後半でロスへ転勤予定。
趣味、特技:定食屋にあるような、ありふれたB級グルメ作り。
性格:家族思い、けっこう子供好き。
背景:絢音と知り合ったそもそものきっかけは、出会い系のマッチングアプリ。
その時は互いに名前も素性も知らない仲だったが、後に同じ会社で顔を合わせ驚いた。
バツイチ子持ち。息子はアメリカ・ロスアンゼルスへ留学中。
バイセクシュアル、基本、気が合えばベッドインは同性とでもOK。
実家は京都にあり、レストラン・カフェ・立ち食いの蕎麦とうどんの店『憩』等を世界規模で展開する外食産業㈱オアシスホールディングスグループ。
特にカフェ『オアシス』は嵯峨野書房日比谷店にブックカフェとして入っている。尚、元妻:薫子は絢音の叔母になるので勇人は絢音にとって元叔父になるが傍系3親等姻族なので結婚は可能。
問題:専務安東の仲介でお見合いしたが、
互いに義理立てだったのでその後の進展はなし。
マッチングアプリで知り合った絢音と再会し、
猛烈なモーションを掛け始める。
栄転(ロスへ転勤)と言えど、
せっかく思いが通じた絢音と別れ別れになるのがとても辛い。
好きな言葉:愛はお互いを見つめ合うことではなく、ともに同じ方向を
見つめることである。
Byサン=テグジュペリ
・笙野 有利 19歳 旧姓は宮藤。
職業:学生。今はロスの大学に留学中。
趣味、特技:定食屋にあるような、ありふれたB級グルメ作り。
性格:家族思い、素直、純情。
背景:母は女優の宮藤薫子。元夫、つまり有利の父は三上勇人。
2人(両親)はよくある理由゛性格の不一致゛で15年前離婚。
問題:婚約者がいる同い年の子(藍子)と熱愛中。
好きな言葉:愛は惜しみなく与う。
(真の愛は、自分の持つすべての物を相手に与えても
惜しいものではない)Byトルストイ
・笙野 薫子 39歳
職業:女優。結婚前の本名(旧姓?)宮藤薫子が芸名。
趣味、特技:食べ歩き、お節介。
性格:恋に奔放。
背景:絢音の母の妹=絢音の叔母。有利の母。三上の元妻。
三上とは゛価値観の違い゛で15年前離婚。
半年前、洋菓子店を営むパティシエの笙野太朗と再婚した。
問題:妊活したいが夫・笙野の協力が得られない。
笙野は薫子の仕事の多忙さと今からだと確実に高齢出産
なる事を危惧し反対している。
信念:『真の恋の道は、茨の道である』Byウィリアム・シェイクスピア
・笙野 太朗41歳
まだ知名度は高くないがバブルが弾けて久しい現在でも社用族等の富裕層に 根強い人気がある洋菓子店『Chez Shono(笙野の家で)』のチーフパティシ エ。どんな時にも薫子LOVEな優しい男性。
・二階堂 藍子 19歳
職業:家事手伝い。出身学校は京都屈指の名門星蘭女学院。
趣味、特技:スイーツ作りに挑戦中。
性格:生真面目、お人好し、控え目なお嬢様、だけど時に結構大胆。
背景:その昔は名医を多く輩出してきた名門・二階堂家と言われたが、
藍子の父が亡くなった後は斜陽の一途を辿る一方で、
二階堂総合病院院長で祖父の万丈も母で代議士の絹江も
藍子と都村晴彦の結婚に二階堂家再興の一縷の望みを持っている。
だが藍子本人は都村と婚約したものの、結婚は迷っている。
問題:有利と熱愛中。
信念:人間万事塞翁が馬(にんげんばんじさいおうがうま)
意味は、人生幸せも不幸せも予測ができないということ。
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