時間あわせ(詩)

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時間あわせ(詩)

いつも決まった時間に あなたから電話があった 「ごめん  今日は忙しいから  あまり長く話せないんだ」 そんな台詞を悲しく感じた日々もあった 今もその時間になれば やっぱり電話を気にしてしまうし 少しずれた頃に着信があれば やっぱり  あなただと期待してしまう 今日こそは なんて思い詰める乙女心は 純粋なまま あなたに夢中な女を 私に重ねるようで 引きとめきれなかった あの晴れた日を いつまでも胸に残している
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